誇りをもって生きる

 2月19日(金),本年度3回目の人権学習会がありました。

 

 講師は,宮丸太鼓店の店主 宮内礼治先生で,「誇りをもって生きる」と題して講演をしていただきました。

 

 先生は,県外で保育士をされたあと,家業である和太鼓製造の仕事をするために鹿児島に戻ってこられたということです。

 講演では,実際に締太鼓を作りながら,太鼓づくりやこれまで仕事をする中で感じたことなどを話してくださり,生徒たちは熱心に聴き入っていました。

 

・小さい頃から家業の太鼓づくりの仕事にあこがれや誇りをもち,いつもそれを友達に自慢にしていたこと。しかし,それが逆に他の仕事への偏見をもつことになっていたことに気付き,改めて職業というものについて考えさせられたこと。

・太鼓づくりは,動物の命を生かす仕事であること。洗練された技術で命を生かす仕事であること。

・人は生きるために動物の命を奪う。それを「いただく」という思いに変えることが大切であること。

・どんな仕事にも大きな意味があること。自らの仕事に誇りをもち,他の仕事を尊重する気持ちが大切であること。

 

 職人さん自ら手作りの道具を使い,引き継がれた繊細な技術を駆使して太鼓ができていることが分かりました。職業を尊重するということは,人を尊重することにつながると思います。それは,職業差別や様々な差別をなくすことにもつながっていき,自分自身が誇りをもって生きていくことにもつながっていくと思いました。